BTS ジン、入隊後もしっかりモデルを務める!韓国の「国民的ラーメン」に導いた活躍

BTS ジン、入隊後もしっかりモデルを務める!韓国の「国民的ラーメン」に導いた活躍

BTS(防弾少年団)のジン ©Danmee

現在兵役中のBTS(防弾少年団)ジンが、韓国陸軍(Republic of Korea Army)の公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルで言及され、話題となっている。

10月6日、同チャンネルでウェブドラマ『다시ON백발백중(再びON百発百中)』の新エピソードが公開された。そこで、ジンの名前がサプライズ登場したのである。

動画のタイトルは『EP5. オットゥギ精神で突撃!(feat. 8師団)』。8師団とは第8機動師団のことで、通称「オットゥギ部隊」と呼ばれている。日本語に訳すと「ダルマ部隊」となる。

ドラマの登場人物は、俳優3人。この回のメインは、タイトルにある通り、オットゥギ部隊に関する内容が盛りだくさんだった。

すると1人が「あ~、オットゥギ、オットゥギ言うから、ちょっとお腹空いたな」と口にする。

オットゥギ部隊に所属という設定の俳優は「お腹が空いた時はラーメンだよ。ラーメンはオットゥギ!」と笑顔を見せる。もう1人は「ラーメンと言えばジンラーメンだよ」と反応。

これに対し「“ジ~ン”て言ったら、戦友を思い出すな」とBTSのジンを想像させる発言をする。

「ああ、俺たちと同じ戦友じゃん!」と喜ぶと、1人が「俺と同じ役職だよ」と伝えた。

そして「お前は何だ?」と聞かれると「俺は助教じゃん」と答え、ジンが現在、新兵の教育担当である“助教”を務めていることにも触れたのである。

さすがは韓国を代表するグローバルスター。ジンの名は軍発信のドラマにも登場し、兵役中でも変わらぬ存在感を発揮。軍もユーモアを交えて、ジンとジンラーメンのPR(?)をストーリーにうまく盛り込んでいる。

今回「オットゥギ部隊」と聞いて、すぐに「オットゥギ=ジンラーメン=BTSのジン」と連想できた方も多かったのでは?

(図)Danmee BTS V「10月カレンダーにしたい!」退廃美コンセプトがよく似合うK-POP男性アイドル 1位に

ジンは2022年に、韓国大手食品メーカー・オットゥギの即席麺ジンラーメンの広告モデルに起用された。

今年(2023年)9月、関税庁などによると、今年7月までのラーメン輸出額は、昨年同期より17.7%増加の約5億2200万ドルと集計された。

食品業界によれば、劇中の「チャパグリ」が話題となった映画『パラサイト 半地下の家族(2019)』のアカデミー賞受賞や、BTSジンの広告モデル効果を基点に、ラーメンの輸出が大幅な成長傾向を見せているという。

特に、海外で韓国ラーメンの需要が増加した主な原因の一つが、ジンの広告モデル効果であると言われている。

6月には、オットゥギラーメンの輸出額が、歴代の第1四半期基準で史上最大値となる2億800万ドルを記録したと伝えられた。

オットゥギはラーメン類の売上増加に伴い、今年第1四半期の売上が8567億8400万ウォンで昨年同期より15.4%増加し、営業利益も653億7100万ウォンで昨年同期より10.7%アップ。オットゥギ米国法人も売上266億ウォンで、昨年同期比40%の増加となった。

韓国ラーメン業界の勢力図では、長きに渡る不動の1位が農心の辛ラーメン、それを追う2位がジンラーメン。

しかし、韓国メディアのSTAR NEWSによると、領収書リワードアプリ「오늘뭐샀니(今日何を買ったの?)」の運営会社キャッシュカウなどが個別消費者のデータを分析した結果、2月の韓国国内一般ラーメン市場では、辛ラーメンが購買経験度29.3%で2位、ジンラーメンは32.0%で堂々の1位に上がったようだ。(*2023年3月調査)

昨年11月、オットゥギの公式YouTubeチャンネルで公開されたジン出演のCF映像は、広告としては異例の再生数300万回超え。

ジンが起用されてからは、ジンラーメンが国内外で品切れになるなど絶大な人気パワーを発揮し、広告モデルとして兵役中でもしっかりと成果を上げている。

今回、韓国陸軍発信のウェブドラマにも出てきたジンとジンラーメン。その効果のほどはいかに!?

(ライター/酒井知亜)

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