MBC時代劇『恋人』の主演ナムグン・ミン ©Danmee
韓国ギャラップが調査した「韓国の視聴者が選ぶ好きなドラマ10月編」で第1位を獲得するなど、韓国で人気を博している時代劇『恋人』(MBC)。早くも韓国国内では“2023年最高の時代劇ドラマ”と呼び声が高い。
本作は、丙子(へいし)の乱の中で翻弄される恋人たちの愛と、民の生命力を描いたヒューマン歴史ロマンス。ナムグン・ミン、アン・ウジン、イ・ダインら豪華キャストが出演している。
最近では、第1子妊娠を公表したイ・ダインが、本作への出演を続投すると発表したばかり。
そして先日1話延長が決定し、全21話編成という吉報続きの中、ある実態が報じられ心配の声が寄せられているという。
それは、ドラマに必要不可欠な台本そのものがまだ出来上がっていないということだ。
韓国メディアSPOTV NEWSによると「最終回まで残り1週を控えた状況で第20話の台本が完成していない。19話の台本が手元に来たのも撮影の1週間前だったみたいだ」と報じた。
さらに、撮影チームはもちろんスタッフまで撮影に追われており、休む間もなく撮影スケジュールを消化しているとも伝えられた。
現在、A-B-Cの3つのチームに分けられ撮影が行われている『恋人』だが、撮影分量が確保できていない状況で初放送を迎えたため、1週間前に撮ったものを次週に回しており、生放送と変わらない過酷な状態だという。
これに対し、ドラマ関係者は「スタッフは労働基準法で定められた労働時間、週52時間で働かなければならず3つのチームに分けて撮影を行っているものの、ギリギリの撮影スケジュールにより出演俳優らの体調面が心配される」と語った。
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このような状況に、放送延長について視聴者からは
「竜頭蛇尾でエンディングを迎えるのでは?」
「こんなギリギリの状態で傑作に傷がついてしまう」
「演者の体調をちゃんと考えているのか?」
「人気に便乗した1話延長のせいで、クオリティが低くなってしまう」
という心配の声が上がっている。
これに先立ち、MBCは「多くの視聴者に愛されている『恋人』について慎重に検討し、1話延長する最終決断を下した」と公式的立場を発表していた。
ドラマ人気を理由に1話延期を決定したMBCだが、どのようなエンディングに仕上がるのか注目が集まっている。
(ライター/ダンミ ニュース部)
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